【有床診】スプリンクラー義務化で「病床廃止検討」25.4%/有床診連絡協  PDF

【有床診】スプリンクラー義務化で「病床廃止検討」25.4%/有床診連絡協

 全国有床診療所連絡協議会は12月2日までに、全国の診療所を対象にした防火安全体制に関するアンケートの最終結果を明らかにした。スプリンクラーの設置が義務化された場合に病床廃止を検討すると回答した割合は中間発表から0.6ポイント増え、25.4%になった。

 アンケートは10月下旬に行われ、11月上旬に中間結果を発表した。最終結果では2160施設(有床診療所2045施設、無床診114施設、病院1施設)の回答をまとめた。

 スプリンクラーの設置状況については、有床診2045施設のうち1919施設(93.8%)が設置していないと回答。このうち補助金などの支援があれば設置を考えているのは1118施設(58.3%)で、病床の廃止を検討すると答えたのは487件(25.4%)だった。

 消防法が求める年2回の消防訓練と避難訓練を実施している施設は、それぞれ51.3%、50.4%だった。(12/3MEDIFAXより)

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