【日医】購入時に「受診確認」、日医要請で厳格化／エパデールＯＴＣ

　日本医師会の中川俊男副会長は１月９日の会見で、２０１２年１２月に承認された高脂血症治療薬「エパデール」（一般名＝イコサペント酸エチル）のスイッチＯＴＣ薬を購入する際に患者が記入するセルフチェックシートについて、「医療機関を受診した人に限る」ことなどを盛り込む形で修正されたことを明らかにした。エパデール製造販売元の持田製薬も内容を了承しているという。

　エパデールのスイッチＯＴＣ化に関して日医は強い懸念を示し、最終的に承認を決めた厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会でもセルフチェックシートの修正を求めていた。日医の意向を踏まえ、さらに服用の要件が厳格化された格好だ。（１/１０MEDIFAXより）