【日医】診療所の機能、充実評価へ検討必要/日医・鈴木常任理事  PDF

【日医】診療所の機能、充実評価へ検討必要/日医・鈴木常任理事

 日本医師会の鈴木邦彦常任理事は4月21日、福岡市で開かれた日本臨床皮膚科医会総会・臨床学術大会で特別講演し「2012年度診療報酬改定で診療所の再診料は回復できなかったが、時間外対応や在宅関係が評価された。それに伴い学校保健など公衆衛生活動がしにくくなって地域医療が新たな課題を抱えることを危惧する」と話し、診療所が果たしている外来機能をあらためて議論することが必要だとの考えを示した。

 講演後、取材に対して鈴木常任理事は「再診料は診療所の収入の12.3%を占め、最も重要な経営資源になっている。病院だけでなく診療所の職員についても処遇改善の視点が必要だ。特に診療所は地域によっても経営環境が大きく異なることなどを踏まえ、診療所における初・再診料の評価体系をきちんと議論すべきだ」と指摘し、時間をかけて評価体系を検討すべきとした。

 診療所の再診料・外来管理加算などを含む外来の包括評価体系については「診療報酬体系の簡素化は必要だろうが、霞が関の包括化ありきの議論には組みしない」とクギをさした。診療報酬基本問題小委員会は4月25日の中医協で再開する。(4/22MEDIFAXより)

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