【支払基金】13年度レセプト手数料、医科は2.00円引き下げ/支払基金
社会保険診療報酬支払基金(河内山哲朗理事長)は12月25日、保険者が負担するレセプト1件当たりの平均手数料について、2013年度は12年度よりも1.80円引き下げた81.70円とすることを発表した。1件当たりの基本手数料は医科・歯科レセプトが97.40円で、2.00円引き下げになる。同様に調剤レセプトは48.70円で、0.90円引き下げる。
13年度の手数料水準について支払基金は、医療事務電算システムの機器更新経費を確保する一方で、人件費・物件費を削減するとともに、積立預金の全額取り崩しによって引き下げることを決めたと説明している。平均手数料81.70円は1997年度のピーク時(107.88円)に比べて、24.3%低い水準となる。
電子レセプトや連名簿をオンラインではなく、電子媒体や紙媒体で受け付けた場合に追加される付加手数料は、12−15年度の4年間で収支が均衡するように調整しているため、13年度は据え置きとなる。(12/26MEDIFAXより)