【提供体制】特定機能病院・地域支援病院で検討会、3月15日に初会合/厚労省  PDF

【提供体制】特定機能病院・地域支援病院で検討会、3月15日に初会合/厚労省

 厚生労働省は3月7日の社会保障審議会・医療部会に「特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会」の設置を報告した。3月15日に初会合を開き、自由討論形式で病院機能の在り方について議論する。

 特定機能病院、地域医療支援病院については社会保障審議会・医療部会が2011年12月22日に取りまとめた「医療提供体制の改革に関する意見」で、承認要件や外来診療の在り方について制度の見直しを求める意見を示していた。

 医療部会は意見の中で、特定機能病院について▽医療資源の効率的配分や勤務医労働環境への配慮の観点から外来診療の在り方を見直すべき▽体制・機能を強化するため承認要件や業務報告の内容を見直す必要がある▽更新制度や評価方法を検討する必要がある―と指摘した。一方、地域医療支援病院についても▽制度理念を踏まえて外来診療の在り方を見直すべき▽他医療機関との連携の在り方を評価に入れるべき▽承認要件や業務報告の内容などを見直す必要がある―と指摘していた。
構成員は以下の通り。

 ▽上田茂・日本医療機能評価機構理事▽梅本逸郎・時事通信社外国経済部長▽遠藤久夫・学習院大経済学部教授▽梶井英治・自治医科大教授▽齋藤訓子・日本看護協会常任理事▽堺常雄・日本病院会長▽佐藤保・日本歯科医師会常務理事▽島崎謙治・政策研究大学院大教授▽土屋文人・日本薬剤師会副会長▽西澤寛俊・全日本病院協会長▽霜鳥一彦・健康保険組合連合会理事▽邉見公雄・全国自治体病院協議会長▽松田晋哉・産業医科大教授▽眞鍋馨・長野県健康福祉部長▽宮崎勝・千葉大付属病院長▽森山寛・東京慈恵会医科大付属病院長▽横倉義武・日本医師会副会長(3/7−8MEDIFAXより)

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