【提供体制】地域支援センター、全国30カ所に拡充/厚労省、1府9県に内示
厚生労働省は5月17日、地域の医師不足・偏在の解消に取り組むために都道府県が設置する「地域医療支援センター」について、2013年度から10カ所拡充する補助金交付先を決めた。群馬、埼玉、石川、山梨、大阪、奈良、和歌山、岡山、愛媛、長崎の1府9県で、内示した。今回の拡充で、地域医療支援センターは全都道府県の6割を超える30道府県での設置となる。厚労省は、地域医療支援センターの整備拡充として13年度予算に9億6000万円を計上している。
地域医療支援センターは11年度に15カ所からスタート。12年度に5カ所増の20カ所となった。すでに地域医療支援センターを設置しているのは、北海道、青森、岩手、宮城、福島、茨城、千葉、新潟、長野、静岡、岐阜、三重、滋賀、京都、島根、広島、徳島、高知、大分、宮崎の1道1府18県。(5/20MEDIFAXより)