【後発医薬品】後発品の効能違い是正をあらためて要請/厚労省  PDF

【後発医薬品】後発品の効能違い是正をあらためて要請/厚労省

 厚生労働省医政局経済課と医薬食品局審査管理課は3月29日付の通知で、後発医薬品各社に対し、2012年度診療報酬改定で新たな後発品使用促進策が実施されることを踏まえ、後発品の先発品との効能効果などの違いを迅速に是正するようあらためて要請した。

 厚労省は06年6月の通知で、先発品が効能追加をした場合に後発品についても速やかに効能・効果を同じにするよう求めている。また、11年2月の通知では、医療上の必要性が高い適応外薬と同じ成分の後発品について、先発品と同時期の適応追加の公知申請も促した。

 12年度改定では、薬局での後発品への変更調剤が進むよう、一般名処方加算の新設や後発品調剤体制加算の見直しなどが実施されるが、先発品と後発品の効能が異なると後発品への変更に支障が出る恐れがあるため、あらためて効能違いの是正を求めることにした。(4/4MEDIFAXより)

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