【建保連】5年連続の赤字、5782億円/健保組合の12年度予算集計  PDF

【建保連】5年連続の赤字、5782億円/健保組合の12年度予算集計

 健保連は4月16日に会見を開き、健保組合の2012年度予算状況は5782億円の経常赤字となり、高齢者医療制度の創設以来5年連続で大幅赤字が続くとの集計結果を発表した。

 予算状況は、報告があった1346組合(回答組合)の予算データに基づいて、4月1日現在で存在する1435組合の状況を推計した。その結果、全体の88.9%を占める1276組合で赤字となった。

 回答組合のうち、584組合が保険料率を引き上げており、割合は43.4%と過去最高となった。2年連続で引き上げた組合も21.4%に当たる288組合あった。737組合は据え置き、25組合は引き下げた。保険料率を引き上げた組合の平均引き上げ率は0.869%だった。これにより3月現在の平均保険料率は8.310%となり、前年度比では0.371ポイント増となった。協会けんぽの平均保険料率10.00%以上の料率となった組合も回答組合の4.9%を占める66組合あった。

●高齢者医療への拠出、初の3兆円超え
 保険料収入は、前年度比3731億円増の6兆7889億円が見込まれるが、これは4割強の組合が料率を引き上げたことと、被保険者数・平均標準報酬月額の増加が主な要因となる。一方、後期高齢者支援金や退職者給付拠出金・前期高齢者納付金など高齢者医療制度への拠出金の総額は2566億円増の3兆1355億円となる見込み。支援金・納付金額が3兆円を超えるのは初めてで、保険料収入に占める割合も過去最高の46.2%に達する見込み。

 被保険者1人当たりの保険料は43万4557円で、前年度比5.62%増で2万3105円の増額となる。(4/17MEDIFAXより)

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