【市長会】医療保険一本化や医学部新設求める/全国市長会が決議  PDF

【市長会】医療保険一本化や医学部新設求める/全国市長会が決議

 全国市長会(会長=森民夫・新潟県長岡市長)は6月6日、東京都内で総会を開き、医療保険制度の一本化を早期に実現することなどを求めた「社会保障制度の充実強化に関する決議」を採択した。

 医療保険制度の早期の一本化は、国保の構造的な問題を解決するための手だてとして要望。実現までの取り組みとして▽国の責任で安定財源を確保して財政強化を図る▽都道府県を保険者とし、市町村との役割分担で国保制度の再編・統合等を行うこと―などを盛り込んだ。

 また、地域医療体制の充実策として医学部の新設を明記したほか、地域の中核病院や規模の縮小や廃止を余儀なくされている医療機関に適切な措置を講じるよう求めた。

 社会保障・税の共通番号(マイナンバー)制度の円滑な導入を図るための国の財政措置も盛り込んだ。(6/8MEDIFAXより)

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