【専門医】新専門医、第1期認定は18年度/厚労省案、第三者機関は13年度
新たな専門医制度の創設に向け、厚生労働省は7月6日、「専門医の在り方に関する検討会」(座長=久史麿・日本医学会長)に、最短で2013年度に第三者機関を設立し、15年度から新制度による第1期の専門医研修(後期研修)を始めるスケジュール案を示した。スケジュール通りに進めば、18年度に第1期の専門医認定が行われる。
厚労省は新しい専門医制度を地域の医師偏在解消につなげる方策についてもたたき台を示した。教育病院の受け入れ定員の状況を踏まえ、全国レベル・都道府県レベルで診療領域ごとに専門医の養成数を管理する仕組みを提案。「教育病院群」を基幹病院と地域の協力病院で構成し、一定期間は協力病院で専門医研修を行う案も示した。(7/9MEDIFAXより)