【審査】15年度までに再審査率を半減/支払基金・河内山理事長  PDF

【審査】15年度までに再審査率を半減/支払基金・河内山理事長

 社会保険診療報酬支払基金の河内山哲朗理事長は3月8日、全国基金審査委員長・支部長会議で審査業務の強化策を示した。サービス向上計画が終わる2015年度頃までに、全査定点数に占める再審査査定点数の割合を、現在の約10%から半減させたい考え。河内山理事長によると、支払基金内部では再審査のことを「見落とし率」と呼んでいるという。原審査を充実させることで、再審査割合を引き下げたい考えだ。

 新たな審査業務強化策として、1月11日には全国の審査業務補助職員を対象とした「理解度把握チェック」を一斉に実施した。日本全国で統一的な審査が行われるよう、職員のルール習熟度を高め、医学知識を底上げするのが狙い。このほか、突合点検や縦覧点検などの取り組みも導入する。医療顧問の増員も図る。(3/9MEDIFAXより)

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