【定期接種】日本脳炎と結核、定期接種の対象拡大/改正政令案を閣議決定
政府は1月29日の閣議で、日本脳炎と結核の定期接種の対象を広げる「予防接種法施行令の一部を改正する政令案」を閣議決定した。結核の定期接種対象は生後1歳までとし、現行(生後6カ月)より半年拡大した。
日本脳炎の定期接種をめぐっては、ワクチンと健康被害の因果関係に対する指摘を受けて政府が2005年5月30日−10年3月31日に積極的勧奨を控えていたことにより接種の機会をなくした人が、20歳未満までに接種を受けられる特例を設けている。一部改正では、1995年4月2日以降に生まれた同学年全員を対象とした(現行は同年6月1日生まれ以降)。施行期日は13年4月1日。(1/30MEDIFAXより)