【国保】国保、保険料軽減を拡大/4月から、高所得は負担増  PDF

【国保】国保、保険料軽減を拡大/4月から、高所得は負担増

 政府は2月14日、自営業者らが加入する国民健康保険(国保)で、保険料を軽減する低所得世帯の範囲を拡大し、高所得世帯の保険料の上限額を引き上げるとした改正政令を閣議決定した。4月から実施する。

 国保の保険料は、定額部分と、支払い能力に応じた部分の合計で、定額部分が収入に応じ軽減される。

 夫婦と子ども1人の3人世帯の年収でみると、2割軽減になる対象は「223万円以下」から「266万円以下」に、5割軽減は「147万円以下」から「178万円以下」にそれぞれ拡大される。約400万人が負担減となる。

 保険料の上限額は年間65万円から2万円増の67万円に見直す。単身で給与収入が1000万円以上の人が該当。40−64歳の人が国保を通じて納める介護保険の保険料上限も、12万円から14万円に上げる。(2/18MEDIFAXより)

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