【国会】消費税財源の活用「国民理解へ説明続ける」/田村厚労相
消費税率が4月1日から8%に引き上げられたことを受け、田村憲久厚生労働相は閣議後会見で、消費税増収分の財源の活用方法について、国民の理解が得られるよう説明を続けていく考えを示した。
8%への引き上げによる増収分は約5兆円と見込まれており、このうち社会保障の充実分には約5000億円が回る。田村厚労相は、医療・介護分野では、地域包括ケアシステムの構築や医療提供体制改革などに充実分の財源が充てられると説明。「ただ単に(国民の)負担が軽くなるというだけでなく、必要な医療・介護の体制を整備するところにも財源を使っていく」と強調した。(4/2MEDIFAXより)