【国会】消費増税の使い道、医療制度に1849億円/政府答弁書  PDF

【国会】消費増税の使い道、医療制度に1849億円/政府答弁書

 政府は4月8日、消費税増税の増収分の使い道に関する答弁書を閣議決定した。増収分のうち、社会保障の充実に使用されるのは4962億円で、そのうち医療制度に1849億円が使用されると試算した。民主党の山井和則氏の質問に答えた。

 答弁書は、消費税率の5%から8%への引き上げによる2014年度予算の増収見込額が5兆46億円になると明記。そのうち基礎年金国庫負担分の2分の1への引き上げに伴い約3兆円、安定財源が確保できていない既存の社会保障費に約1兆3000億円を充てるとしている。社会保障の充実のための金額は、全体の約9.9%に当たる約4962億円で、分野別に見ると少子化対策約3060億円(約6.1%)、医療制度約1849億円(約3.7%)、介護保険制度約43億円(約0.1%)、公的年金制度に約10億円(約0.02%)となっている。(4/9MEDIFAXより)

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