【厚労省人事】医政局長は原氏、保険局長は木倉氏/厚労省幹部人事  PDF

【厚労省人事】医政局長は原氏、保険局長は木倉氏/厚労省幹部人事

 厚生労働省は9月4日、9月10日に発令を予定している局長級以上の幹部人事を内示した。小宮山洋子厚生労働相が閣議後の会見で公表した。医系技官の筆頭ポストである医政局長には、原壽氏(防衛省大臣官房衛生監)を充てる。一方、保険局長には木倉敬之氏(医薬食品局長)を抜擢した。2009年の舛添要一厚労相時の人事以来、医政局と保険局で、事務官と医系技官のポストが入れ替わる状態が続いていたが、12年夏の異動で医政局長には医系技官、保険局長には事務官という以前の姿に戻すことにした。

 厚生労働事務次官は金子順一氏に内示。事務次官に次ぐ厚労官僚のナンバー2ポストである厚生労働審議官には、旧厚生系の大谷泰夫氏(現・医政局長)が就く。金子氏とは同期の1976年入省。

 老健局長には原勝則氏(内閣官房内閣総務官室内閣総務官)を登用する。健康局長には矢島鉄也氏(大臣官房技術総括審議官)が就く。医薬食品局長は榮畑潤氏(年金局長)に内示した。年金局長は香取照幸氏(政策統括官<社会保障担当>)。社会・援護局長には村木厚子氏(内閣府政策統括官<共生社会政策担当>)。

 大臣官房長は二川一男氏(大臣官房総括審議官)、政策統括官(社会保障担当)は唐澤剛氏(大臣官房審議官<医療保険、医政、医療・介護連携担当>)に決まった。

 阿曽沼慎司氏(厚生労働事務次官)、太田俊明氏(厚生労働審議官)、宮島俊彦氏(老健局長)、外山千也氏(健康局長)らは辞職。外口崇氏(保険局長)は9月9日付で定年退職する。

●医療課長に宇都宮氏
 厚生労働省の保険局医療課長に宇都宮啓氏(老健局老人保健課長)が就任する。鈴木康裕氏の後任。保険局保険課長の西辻浩氏は大臣官房付となる。(9/4MEDIFAXより)

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