【厚労省】終末期意識調査検討会の報告書公表/厚労省  PDF

【厚労省】終末期意識調査検討会の報告書公表/厚労省

 厚生労働省は4月2日付で「終末期医療に関する意識調査等検討会」の報告書と、2013年3月に実施した「人生の最終段階における医療に関する意識調査」の結果をまとめた報告書を公表した。意識調査の結果を踏まえ「人生の最終段階」で本人の意思を尊重した医療を提供するための体制構築などを提言。「亡くなる間際の短期間だけでなく、また、命を永らえる治療などの医療だけでなく、歯科医療やケアを含め、最期まで尊厳をもって生きていけるような医療を考える必要がある」と求めた。

●厚労省は相談員養成に着手
 終末期医療について厚労省は、患者を支える「相談員」の養成に着手する。14年度にモデル事業を実施。全国10カ所程度の医療機関から看護師や医療ソーシャルワーカー(MSW)などの医療関係職種を募って研修を行い、研修プログラムの内容を検証する。終末期の患者に対応するための相談体制の在り方についても検討する。(4/4MEDIFAXより)

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