【医療事故】医療事故報告、四半期で過去最大/機能評価機構の調査事業  PDF

【医療事故】医療事故報告、四半期で過去最大/機能評価機構の調査事業

 日本医療機能評価機構は12月20日、2012年7−9月の医療事故情報収集等事業で集まった医療事故とヒヤリ・ハット事例をまとめた報告書を公表した。同期間の医療事故報告件数は814件で、四半期ごとの集計では過去最大となった。会見した同機構執行理事の後信医療事故防止事業部長は「報告が定着してきた結果と考えている」と述べた。

 同事業に参加登録する医療機関は9月30日時点で1308施設。内訳は医療事故の報告義務がある医療機関273施設、任意報告が637施設、参加登録申請のみが398施設となっている。同機構が毎月1回程度、医療事故情報などをファクス配信する対象は2月時点で5306施設となり、病院については全国の約60%に達しているという。

 7−9月の医療事故報告件数814件の内訳は、報告義務のある医療機関が726件、任意の医療機関が88件だった。(12/21MEDIFAXより)

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