【再生基金】再生基金、12年度末の執行率見込み50.6%/厚労省  PDF

【再生基金】再生基金、12年度末の執行率見込み50.6%/厚労省

 厚生労働省は11月5日の「地域医療再生計画に係る有識者会議」(委員長=梶井英治・自治医科大地域医療学センター長)に、地域医療再生基金の2011年度までの支出額に基づく執行率と、12年度支出予定額に基づく執行率見込み値を公表した。2次医療圏が基本の09年度補正予算分の執行率は11年度までに32.5%で、3次医療圏まで広げた10年度補正予算分は9.4%、全体の執行率は21.6%だった。12年度支出予定額も含めると09年度補正予算分の執行率は60.9%、10年度分は39.0%となる見込みで、全体では50.6%を見込んでいる。

●フォローアップで好事例の共有を
 構成員からは再生計画に基づく好事例を共有すべきとの意見や、個別事業の評価だけでなく、結果として2次・3次医療圏がどうなったかも評価するよう求める意見が上がった。

 地域医療再生基金は09年度補正予算で、2次医療圏を基本とした計画に基づく基金2350億円が13年度までの時限措置として創設された。10年度補正予算では3次医療圏まで範囲を拡充し2100億円が上積みされた。(11/6MEDIFAXより)

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