【先進医療】先進と高度の一本化、詳細公表/厚労省が3局長通知  PDF

【先進医療】先進と高度の一本化、詳細公表/厚労省が3局長通知

 厚生労働省は7月31日、これまで薬事法上の適応の有無で分けていた第2項先進医療(先進医療)と第3項先進医療(高度医療)の制度を一本化する新制度について、医政局長、医薬食品局長、保険局長連名の通知を、各都道府県知事や各地方厚生(支)局長、各関係団体らの代表宛てに発出した。10月1日から運用を開始する新制度の手続き方法などの詳細や、新制度で使用する各種書類様式などが含まれる。通知文書の厚労省ホームページへの掲載は来週の予定。

 10月からは、「先進医療専門家会議」と「高度医療評価会議」が別々に行っていた審査を「先進医療会議」に一本化し、事前相談と申請の窓口は医政局研究開発振興課に一本化する。2013年には「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」が“医療上の必要性が高い”と判断した抗がん剤の審査を迅速化するルートの運用も開始する計画だ。(8/1MEDIFAXより)

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