【先進医療】「病腎移植」の保険併用を認めず/先進医療専門家会議  PDF

【先進医療】「病腎移植」の保険併用を認めず/先進医療専門家会議

 宇和島徳洲会病院が第2項先進医療(先進医療)に申請していた「病腎移植」のための医療技術について、厚生労働省の先進医療専門家会議(座長=猿田享男・慶応大名誉教授)は8月23日、先進医療としては認めないとの判断を示した。会議では、先進医療として実施する手技の範囲設定が適切ではないとの指摘や、申請書類の内容が不十分との指摘があった。同病院側は会議の判断を受け、必要なデータを集めるなどして、再申請の準備を進める意向を示した。病腎移植については、日本泌尿器科学会や日本移植学会など腎移植に関わる5学会が、先進医療としての実施に反対していた。(8/24MEDIFAXより)

ページの先頭へ