【健診・保健指導】健診・保健指導プログラムで改訂案/在り方検討会で厚労省  PDF

【健診・保健指導】健診・保健指導プログラムで改訂案/在り方検討会で厚労省

 厚生労働省は12月12日の「健診・保健指導の在り方に関する検討会」に「標準的な健診・保健指導プログラム」の改訂案を示した。改訂案には、特定保健指導の対象とならない非肥満者への対応策を記載。非肥満者であっても健診結果から高血圧や高血糖などの健康リスクが判明した場合には、リスクの程度に応じて医療機関の受診勧奨や保健指導を行うことが「望ましい」とした。議論を踏まえ、次回も引き続き改訂案について議論する。厚労省は2012年度内にプログラムを改訂する方針。

 改訂案では、非肥満者への対応策を盛り込んだほか、健診受診者に健診結果を伝える際の情報提供の在り方や医療機関の受診勧奨に関する具体的な記載を充実させ、現場で保健指導に関わる医師や保健師、管理栄養士などが同プログラムを活用しやすいようにした。

 特に情報提供では、健診結果を伝える際に健康リスクがどれだけあるか受診者に分かりやすく説明できるよう、血圧、血糖、脂質などの検査数値から健康リスクの程度を整理した文例集を同プログラムに添付することも提案した。(12/13MEDIFAXより)

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