【健康日本】第2次「健康日本21」基本方針改正案まとまる/厚労省
厚生労働省の「次期国民健康づくり運動プラン策定専門委員会」(委員長=辻一郎・東北大大学院医学系研究科教授)は4月13日、2013年度から始まる第2次「健康日本21」の基本方針改正案を取りまとめた。パブリックコメントを募集した後、厚生科学審議会・地域保健健康増進栄養部会に答申する。基本方針の告示は6月頃になる見通し。告示は現行の「健康日本21」の健康局長通知から、大臣告示に格上げされる。
次期「健康日本21」の基本方針改正案では、現行の「健康日本21」で掲げていた「健康寿命の延伸」に加えて「健康格差の縮小」の実現を基本的方向に明記した。がん、循環器疾患、糖尿病など非感染性疾患(NCD)の一次予防・重症化予防や、乳幼児期から高齢期まで各世代に応じた「健康な生活習慣づくり」「こころの健康づくり」にも取り組む。栄養・食生活、身体活動・運動、休養、喫煙、飲酒、歯の健康にも引き続き取り組む。(4/16MEDIFAXより)