【保険外サービス】医療機関と民間企業の保険外サービスモデルを検証/経産省  PDF

【保険外サービス】医療機関と民間企業の保険外サービスモデルを検証/経産省

 経済産業省は、医療機関と民間企業が協働して地域住民の生活を支援するために提供する保険外サービスを“ヘルスケア産業”として位置付け、採算性などを検証している。3月21日に「医療・介護等関連分野における規制改革・産業創出調査研究事業」の2011年度報告会を開き、3カ年事業途中報告として2年目の実績と、12年度の計画の内容を初公開した。

 同事業では▽医療機関主体モデルによる医療・介護周辺サービスの創出▽医療・介護周辺サービスの創出のための基盤整備事業▽保険者機能強化に向けたサービスの創出▽医療・介護・民間連携サービスの創出―の4パターンで12モデルを展開している。

 医療機関が主体となって展開するモデルでは、病院への来院予約に合わせた送迎システムと買い物、外食サービスの組み合わせや、身体活動量を定量化する「METs・時」の単位数ごとに民間の旅行会社がツアーなどを商品開発する仕組みを紹介したほか、痩身エステの際に問診、体組織検査、血液検査、栄養指導を実施するサービスの状況なども報告した。(3/22MEDIFAXより)

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