【保団連】OTCのネット販売解禁に異議/保団連  PDF

【保団連】OTCのネット販売解禁に異議/保団連

 一般用医薬品(OTC)のネット販売を認めた最高裁判決について、全国保険医団体連合会は1月15日、「インターネット販売を原則認めないよう強く求める」との談話を発表した。

 ネット販売の規制について、保団連は「薬局・薬店に限定しているのは、副作用の危険を伴うため薬剤師が服用上の注意を説明する必要があるため」と説明。判決について「規制を違法として結論付けることは、医薬品の使用に当たり安全よりも営利を優先していると言わざるを得ない。薬害が増加することが懸念される」とした。

 判決を受けての今後の薬事法や省令の見直しについては「ネット販売を拡大する道ではなく、安全確保のルールを法律上で明確にして離島・へき地ややむを得ない場合などを除いて、ネット販売は原則認めないよう強く求める」と訴えた。(1/17MEDIFAXより)

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