【保団連】警察届け出「全ての医療事故」は誤り/東京保険医協、厚労省は周知を
東京保険医協会(拝殿清名会長)は1月25日、厚生労働省内の専門紙記者クラブで会見し、全ての医療事故を警察に届け出なければならないという医師法21条の誤った解釈が医療界に広まっている状況を是正すべきと主張し、厚労省には全ての病院に正しい解釈を周知する義務があると求めた。医療機関が、21条の正しい解釈に基づいて医療関連死を警察に届け出る環境を整備し、医療従事者が不当に刑事被告人となるケースを減らす努力が必要とも訴えた。拝殿会長は「厚労省がどのように是正していくのか確認したい」と述べた。(1/28MEDIFAXより)