【保団連】消費増税法案「徹底審議し廃案に」/保団連が声明
保団連は5月10日付で、消費増税関連法案の審議入りに抗議し、徹底審議の上で廃案とするよう求める声明を発表した。
声明では「国民が政権交代に託したのは貧困・格差を拡大させてきた新自由主義・構造改革路線政治・財政運営・経済運営からの脱却」と指摘。消費増税は、こうした願いに真向から背くとし「議会制民主主義を破壊する行為と言わざるを得ない」とした。
さらに、「野田首相は増税法案成立に『政治生命をかける』というが、どこの国に自らの政治生命と引き換えに『経済、国民生活、仕事を破壊する』首相がいるのか」と指摘した。
声明文は、衆院「社会保障と税の一体改革に関する特別委員会」委員に送付した。(5/14MEDIFAXより)