【保団連】抗インフル薬、備蓄方法の転換を/保団連が要望書  PDF

【保団連】抗インフル薬、備蓄方法の転換を/保団連が要望書

 保団連(住江憲勇会長)は10月7日、抗インフルエンザ薬の備蓄方法の転換を求める要望書を田村憲久厚生労働相宛てに送付した。現在備蓄中の抗インフル薬を有効活用することや、今後出荷する抗インフル薬は市場流通させる前に1年間分の備蓄を業者に義務付けることなどを求めた。

 保団連は、7月に田村厚労相が備蓄タミフルの使用期限を7年から10年に延長する方針を発表したことを踏まえ、現在の備蓄方法では巨額の費用をかけた薬剤を廃棄せざるを得ない状況になることも想定。備蓄タミフルを季節性インフルエンザの院内感染防止で予防投与することを提言したほか、1年間分の備蓄を行う抗インフル薬だけを市場に流通させるよう要請した。(10/9MEDIFAXより)

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