【介護】第6期から認知症の退院支援求める/介護保険事業計画で厚労省
厚生労働省は、3年後の2015年から始まる介護保険事業計画第6期から、認知症疾患医療センターなどと協力する退院支援策を各自治体に求める方針だ。社会・援護局障害保健福祉部精神・障害保健課の本後健課長補佐が、2月23日の全国介護保険・高齢者保健福祉担当課長会議で明らかにした。
厚労省は会議に提出した資料で、2月1日現在146カ所ある認知症疾患医療センターを、175カ所(基幹型5カ所、地域型170カ所)まで増加させる費用として12年度予算案に3億5633万円計上したと説明。認知症疾患医療センターが実施する研修会や連携協議会に、各都道府県・政令指定都市が積極的に関与することを求めた。(2/24MEDIFAXより)