【予防接種】予防接種法改正案、早期提出に向け市町村と調整/政府答弁書
政府は7月27日、子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)を定期接種化する予防接種法改正案を早期に国会提出できるよう、厚生労働省が市町村などと調整を進めているとする答弁書を閣議決定した。山谷えり子参院議員(自民)の質問に答えた。
答弁書はグラクソ・スミスクラインのHPVワクチン「サーバリックス」について、「国内の20−25歳までの女性1040例を対象とした臨床試験で6カ月間の持続感染予防の有効性が認められ、海外の臨床試験でも子宮頸がん予防について有効性が認められている」と説明。HPVワクチンの定期接種化に向け、厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会が予防接種制度の見直しを提言し、厚労省は予防接種法改正案を早期に国会提出するため市町村などと調整を進めているとした。(7/30MEDIFAXより)