【予防接種】予防接種の被害救済額を引き下げ/閣議決定  PDF

【予防接種】予防接種の被害救済額を引き下げ/閣議決定

 政府は3月27日、予防接種の副反応で健康被害を受けた人に支払う救済給付額の引き下げなどを定めた「予防接種法施行令等の一部を改正する政令」を閣議決定した。予防接種法に基づく健康被害救済給付額、医薬品医療機器総合機構が医薬品副作用被害救済制度に基づいて支払う救済給付額、新型インフルエンザワクチンの予防接種で健康被害を受けた人に支払う救済給付額をいずれも、医療を受けた日数に応じて、現行の3万5700円から3万5600円に、3万3700円から3万3600円に引き下げる。

 2011年の全国消費者物価指数の変動(対前年比マイナス0.3%)や人事院勧告(対前年比マイナス0.23%)に合わせて12年度の給付額を引き下げることにした。施行日は12年4月1日。(3/28MEDIFAXより)

ページの先頭へ