【中医協】改定検証で調査検討委の設置了承/中医協・総会
次期診療報酬改定に向けた2012年度改定の結果検証に関する特別調査(10項目)で、12年度調査は小児救急や精神科救急を含む救急医療の評価についての影響調査など6項目を先行してスタートさせる。4月25日の中医協・診療報酬改定結果検証部会と中医協総会で了承され、具体的に各項目の調査設計を進めるため、調査検討委員会を設置する。委員長には印南一路公益委員(慶応大総合政策学部教授)が就任することも決まった。
●先行の6項目の特別調査を決定
厚労省は、2012年度調査として先行する項目として▽救急医療機関と後方病床との一層の連携推進など、小児救急や精神科救急を含む救急医療の評価についての影響調査▽在宅医療の実施状況および医療と介護の連携状況調査▽訪問看護の実施状況および効率的な訪問看護に係る評価についての影響調査▽在宅における歯科医療と歯科診療で特別対応が必要な者の状況調査▽医療安全対策や患者サポート体制等に係る評価についての影響調査▽後発医薬品の使用状況調査―の6項目を挙げた。(4/26MEDIFAXより)