【中医協】後発品の使用目標も新審議体で/中医協で厚労案
厚生労働省保険局医療課は3月28日の中医協総会(会長=森田朗・東京大大学院教授)で、長期収載品の薬価について医薬品のライフサイクルを視野に入れながら後発品の使用促進を図るため、「新たな検討の場(新審議体)」を設置する考えを示した。中医協総会委員と外部の専門家で構成する新審議体設置の提案には、複数委員が既設の薬価専門部会があることを理由に「新設する必要はない」と反対。しかし医療課は、長期収載品の薬価だけでなく、後発品の使用促進についても2013年度以降の新たなロードマップを策定するためには、新審議体を一時的に設置する必要があると説明し、理解を求めた。(3/29MEDIFAXより)