【中医協】一般名処方で後発品促進「効果大」/中医協・薬価専門部会  PDF

【中医協】一般名処方で後発品促進「効果大」/中医協・薬価専門部会

 2012年度診療報酬改定での「一般名処方加算」の新設で後発医薬品の使用促進が加速している。中医協・薬価専門部会(部会長=西村万里子・明治学院大教授)の加茂谷佳明専門委員(塩野義製薬常務執行役員)は7月18日の部会で、後発医薬品の使用促進策が効果を挙げているとの実感を述べた。

 加茂谷専門委員は4月の診療報酬改定で新設された一般名処方加算について「効果が非常に強く、医療現場に浸透している。これまでにないスピードで後発品への置き換えが進んでいる」と述べた。

 加茂谷専門委員の発言に続き、岩佐孝参考人(沢井製薬常務取締役)も一般名処方加算の新設に加えて、保険薬局での情報提供により後発品の使用が促進しているとし、「沢井製薬では4月以降、前年対比で2割増の状況が続いている」と述べた。

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