【中医協】「課税検討は税調」、各側で一致/中医協・消費税分科会
中医協「医療機関等における消費税負担に関する分科会」(分科会長=田中滋・慶応大大学院教授)が10月31日開かれ、今村聡委員(日本医師会副会長)は診療側委員の連名で、社会保険診療の消費税課税に関する検討の場を中医協以外に設置することについて分科会の総意とするよう求める要望書を提出した。田中分科会長は、中医協の分科会は税に関する要望書を上申する位置付けにはないと判断。中医協の森田朗会長らに要望内容を伝えるにとどめるとした。ただ、政府税制調査会など中医協以外の場で課税化に向けた議論を検討すべき、との要望内容については支払い側も賛同した。(11/1MEDIFAXより)