【一体改革】在宅医療「一つのモデルは佐久総合病院」/岡田副総理  PDF

【一体改革】在宅医療「一つのモデルは佐久総合病院」/岡田副総理

 岡田克也副総理(社会保障・税一体改革担当相)は2月18日、長野県佐久市のJA長野厚生連佐久総合病院を訪れ、在宅医療・訪問看護を手掛ける地域ケア科や、ドクターヘリを視察した。地域ケア科の医師から説明を受けた岡田副総理は、都市部の在宅医療の在り方について関心を抱いていたという。岡田副総理は、長野市で記者団に対し、一体改革は在宅医療重視の方向性を示しているとして「その一つのモデルは佐久総合病院」と述べた。

 佐久総合病院は、地域医療への取り組みで全国的に名を知られる。伊澤敏院長によると、地域ケア科には兼任で15人の医師が在籍し、他科の医師も必要に応じて訪問診療をしている。現在、佐久市や南隣の佐久穂町を中心に270人前後の患者を在宅で診ている状況だ。在宅のがん患者の場合、7割程度は自宅で看取っているという。(2/21MEDIFAXより)

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