【マニフェスト】医療保険制度の一元化を/日本未来の党が公約
日本未来の党は12月2日、16日投開票の衆院選に向けた公約を発表した。社会保障関連では国民皆保険の堅持をうたい、医療保険制度の一元化を進める方針を示した。
●TPPに反対「医療保険が米国ルールに」
経済の発展で雇用に安心を与え、併せて年金や医療制度の充実も目指すことを明記。医療や福祉分野などの振興で雇用を創出するほか、地域包括ケア・在宅介護支援体制の強化、後期高齢者医療制度の廃止も盛り込んだ。外交は「主権国家の権利の堅持」を掲げ、環太平洋連携協定(TPP)は医療保険などを米国のルールに合わせるものだとして参加交渉に反対。一方、自由貿易協定(FTA)や経済連携協定(EPA)は積極的に推進するとした。
●消費増税は凍結、損税の欠陥は是正
また、デフレや個人所得の低下が続く中での増税は「ますます消費を冷え込ませる」として、消費増税は凍結を宣言。「業界・業種で損税・益税が出る現行消費税の欠陥を是正する」とも記した。(12/4MEDIFAXより)