【データ】10年度の看護職員離職率、常勤11.0%/日看協調査
日本看護協会は2月22日、「2011年病院看護実態調査」の結果速報を公表した。10年度の看護職員の離職率は常勤11.0%(前年度比0.2ポイント減)、新卒8.1%(同0.5ポイント減)となった。常勤・新卒ともに離職率は3年連続で減少したが、東京23区・政令指定都市の病院では他の地域と比較して高かった。
立地別の看護職員離職率は「東京23区・政令指定都市」で常勤13.3%(前年度比0.3ポイント減)、新卒8.8%(同0.5ポイント減)、「過疎地域」では常勤7.4%(同率)、新卒7.8%(同0.9ポイント増)、「それ以外の地域」では常勤10.2%(同0.3ポイント減)、新卒7.6%(同0.7ポイント減)となった。病床規模別では300床未満の病院で全体より高く「300−399床」が最も低い。(2/23MEDIFAXより)