【その他】地域医療機能推進機構、14年4月に発足へ/RFOの後継  PDF

【その他】地域医療機能推進機構、14年4月に発足へ/RFOの後継

 小宮山洋子厚生労働相は3月7日の衆院厚生労働委員会で、2011年6月に成立した年金・健康保険福祉施設整理機構(RFO)法改正法について、14年4月1日の本格施行を予定していることを明らかにした。本格施行と同時に、社会保険病院や厚生年金病院の整理合理化を目的としていたRFOは、病院運営などを手掛ける地域医療機能推進機構に移行する。政府は月内にも政令を定め、本格施行日を確定させる方針だ。

 改正法は11年6月の公布時に一部施行され、12年9月末までだったRFOの存続期限は撤廃された。地域医療機能推進機構が発足する本格施行日は、公布から3年を超えない範囲で政令で定めることになっている。

 小宮山厚労相は、新機構発足までの間に譲渡する病院については「一定の時期には確定させる方向で検討していきたい」と述べた。質問した共産党の高橋千鶴子氏は、本格施行が遅いとの認識を示し、施行日が先延ばしされれば病院の売却が進むのではないかと懸念した。(3/8MEDIFAXより)

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