【その他】「認定介護福祉士」養成の在り方で中間まとめ/日本介護福祉士会  PDF

【その他】「認定介護福祉士」養成の在り方で中間まとめ/日本介護福祉士会

 日本介護福祉士会(石橋真二会長)は4月10日、2011年度の厚生労働省老人保健事業推進費等補助金事業として設置した「認定介護福祉士(仮称)の在り方に関する検討会」の中間まとめを同会のホームページで公開した。厚労省が介護福祉士の上級職として想定している認定介護福祉士を養成するための研修領域、科目、内容、到達目標をまとめた計500時間程度の研修カリキュラムイメージも閲覧できる。

 同会はこの中間まとめと研修カリキュラムに基づき、12年度にモデル事業を実施して、研修の認証基準、資格認定の方法や更新の在り方など、認定介護福祉士制度の運営の仕組みを検討する。13年度からは本格的な研修をスタートさせ、できるだけ早期の認定資格制度の開始を目指す。

 中間まとめでは、介護福祉士資格取得後のキャリアパスを▽技術志向▽教育・指導志向▽管理志向─の3つに分け、認定介護福祉士は、事業所の管理者や教育・指導者としての役割などを担うとした。認定介護福祉士の要件には▽介護福祉士としての実務経験7−8年以上▽介護サービスを提供するチームのリーダーとしての実務経験を有する▽居宅、居住(施設)系サービス双方での経験―を挙げている。(4/11MEDIFAXより)

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