「600時間研修」義務化、3年延期/介護福祉士資格  PDF

「600時間研修」義務化、3年延期/介護福祉士資格

 厚生労働省の「今後の介護人材養成の在り方に関する検討会」(座長=駒村康平・慶応大経済学部教授)は12月22日、介護福祉士国家試験の受験要件として実務経験3年以上の者に2013年から義務付けるとしていた「6カ月研修」(600時間の研修)について、義務化の施行時期を3年間延期し、16年1月実施予定の試験から適用することを決めた。研修時間の多さに現場職員からの反発が強かったことなどを考慮した。同検討会は11年1月20日の次回会合で、研修時間の縮小について検討するほか、介護福祉士の養成体系の見直しなどについても報告書をまとめる予定。3年間の延期については、改正法案を11年の通常国会に提出する。(12/24MEDIFAXより)

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