「24時間巡回」などが柱/首相、介護保険改正で指示  PDF

「24時間巡回」などが柱/首相、介護保険改正で指示

 山井和則厚生労働政務官は8月30日、政務三役会議後の会見で「2011年には介護保険法の改正がある。(制度成立から)10年の一区切りということで、抜本的な見直しを考えてほしいと総理から指示があった」と述べ、▽24時間巡回型の訪問サービス▽高齢者住宅の整備▽認知症の患者に対する見守りサービス─を3本柱に介護保険制度の改正に取り組むよう菅直人首相から指示を受けたことを明らかにした。

 菅首相から指示があった制度改正の方向性について、山井政務官は「今までの介護保険は家族との同居を主に前提にしていた。これからは単身世帯や老夫婦世帯が増えていくので、単身や老夫婦を前提としたような形に介護保険をつくり替えていってほしいと指示があった」と説明。同居人がいることを前提にしたホームヘルプやデイサービス、ショートステイから、単身世帯の高齢者の介護に対応できる制度改正を検討していく考えを示した。(8/31MEDIFAXより)

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