「食の安全」摘発急増/過去最悪の07年上回る

「食の安全」摘発急増/過去最悪の07年上回る

 食品の産地偽装など「食の安全」に関する事件で、2008年1−6月に全国の警察が摘発したのは29件で、摘発人数は61人に上り、年間に換算すると過去最悪だった07年(52件、90人) を上回るペースで増えていることが9月4日、警察庁のまとめで分かった。

 警察庁は「食の安全に対する関心が高まり、内部告発が増えたことなどが影響している」と分析している。

 まとめによると、食品の産地や品質を偽装する事件の摘発は、07年1年間が4件で摘発人数が21人だったのに対し、08年は上半期だけで9件、29人だった。【共同】

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