「選定委員会」の在り方検討/厚労省、指導・監査検討チーム  PDF

「選定委員会」の在り方検討/厚労省、指導・監査検討チーム

 厚生労働省は9月30日、「保険医療機関等に対する指導・監査の検証及び再発防止に関する検討チーム」(主査=藤村修厚生労働副大臣)の初会合を開き、指導・監査の現状について報告を受け、検討の進め方などについて議論した。今後、指導の対象とする医療機関を選定する「選定委員会」の在り方や基準などについても検討していく。

 検討チームは、コンタクトレンズ購入者の検査を行う眼科診療所への指導・監査で便宜を図った見返りに現金を受け取ったとして、厚生労働省の職員が収賄の疑いで逮捕された事件を受けて設置した。藤村副大臣のほか岡本充功厚労政務官、厚労省幹部らが出席した。保険局の鈴木康裕医療課長が指導・監査の現状について説明し、今後の検討の進め方を確認した。

●指導大綱、見直しの可能性も
 会合後に会見した二川一男総括審議官は、ほかの部局や省庁での監査体制と比較しながら、指導・監査体制の在り方について検討していくとした。議論の結果によっては指導大綱・監査要綱の見直しにつながる可能性もあるとした。(10/1MEDIFAXより)

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