「脳卒中基本法」制定へ超党派議連/今国会での成立目指す
超党派の国会議員による「脳卒中対策推進議員連盟」は2月22日、国会内で設立総会を開き、国民への啓発や医療体制の整備など脳卒中対策を定める基本法について、今国会中の成立を目指すことを確認した。
議連には、民主、国民新、自民、公明、共産、社民、みんな、たちあがれ日本の各党から議員が参加。会長には田中慶秋衆院議員(民主)、会長代行には渡辺孝男参院議員(公明)が就任した。
議連は今後、日本脳卒中協会が2009年6月に公表した要綱案を原案に、各党の意見も反映させて条文化する。要綱案では▽予防や発症後の適切な対応に関する啓発▽専門的治療を迅速に切れ目なく行うための搬送・医療体制の全国的な整備▽医療の質を向上させるための「脳卒中登録」の創設―などを盛り込んでいる。(2/24MEDIFAXより)