「義務化は撤回された」/省令改正でレセオンライン原告団  PDF

「義務化は撤回された」/省令改正でレセオンライン原告団

 オンライン請求に移行しなくても電子媒体による診療報酬請求であれば認めるとした厚生労働省の省令改正について、オンライン請求の義務化撤回を求める訴訟原告団の入澤彰仁幹事長(神奈川県保険医協会副理事長)は11月25日、「オンライン請求義務化は事実上撤回された」とする談話を発表した。

 入澤氏は談話で「廃業の危機にさらされている手書き請求をしている保険医にとっても診療の継続の道が開かれた」とし、「ほぼ(原告団の)要求が実現できているといえる」と評価。ただ、手書き医療機関のオンライン請求が「努力義務」とされたことについては「努力義務に対する何らかの要件が求められる可能性が否定できない」との懸念を示し、厚労省が猶予施設に求めている「状況届」のような書類の提出を求めることはすべきではないと指摘した。(11/26MEDIFAXより)

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