「検討の場」に基本問題小委が浮上/再診料など基本診療料
中医協・診療側委員が一貫して求めてきた基本診療料の在り方に関する検討の場について、2012年度診療報酬改定に向けた議論で開催されることのなかった中医協の「基本問題小委員会」を活用する案が浮上している。検討会を新設することに反対している支払い側の白川修二委員(健保連専務理事)は、取材に対して「基本問題小委で検討することについては、考えられるのではないか」と述べた。診療側の安達秀樹委員(京都府医師会副会長)も「支払い側が基本問題小委で議論に応じるということであれば一歩前進ではないか」と述べ、基本問題小委を再開させて基本診療料の議論を始めることで両者の認識は一致している。(2/9MEDIFAXより)