「救急医療体制の整備」など重点評価/厚労省の09年度政策評価
厚生労働省の「政策評価に関する有識者会議」は3月16日、2009年度に実施する政策評価について同省から報告を受けた。09年度の事後評価の重点課題として救急医療体制の整備や医師養成数の増員など20課題を挙げた。
厚労省は08年度内に事後評価の実施計画を策定し、7月下旬−8月にかけて、08年度に行った施策の事後評価結果を取りまとめる予定だ。
重点課題にはこのほか、高齢者医療制度の見直しや医療研究の活用、レセプトの電算化とオンライン請求の普及促進などが入った。
厚労省は各年度の施策を評価する「事後評価の実施計画」を毎年策定している。09年度は達成水準の明確化やアウトカムの指標化の観点から評価の見直しを実施。施策目標の下にある個別目標を整理・統合し、従来の199項目から155項目に減らすなどした。(3/17MEDIFAXより)