「子どもの医療費に利用」は3.9%/厚労省・子ども手当調査
厚生労働省雇用均等・児童家庭局育成環境課は12月7日、子ども手当の使い方に関するインターネット調査の結果を発表した。子ども手当の使途(複数回答)として、全回答者1万183人のうち3.9%が「子どもの医療費」と答えた。
調査は8−9月、長子が中学3年生以下の子どもと同居する18歳以上の男女を対象にインターネットを通じて実施した。国による子ども手当の初の実態調査だという。
子ども手当の使途(複数回答)として「子どもの医療費」と回答した保護者の割合を子どもの年齢別に見ると▽0−3歳=8.4%▽4−6歳=4.1%▽小学1−3年生=3.2%▽小学4−6年生=2.2%▽中学1−3年生=1.7%―となった。子どもの年齢が低いほど、回答率が高くなる傾向が出ている。
子ども手当の使途の上位には、「子どもの将来のための貯蓄・保険料」(41.6%)、「子どもの衣類・服飾雑貨費」(16.4%)、「子どもの学校外教育費」(16.3%)などが挙がった。(12/8MEDIFAXより)