「医療顧問」全支部に配置へ/支払基金  PDF

「医療顧問」全支部に配置へ/支払基金

 社会保険診療報酬支払基金は3月15日の定例会見で、6月にも全支部に医師や歯科医師による「医療顧問」を配置する方針を明らかにした。

 会見で公表した同基金の「今後の審査委員会のあり方に関する検討会」の報告書に基づいた対応。報告書では、審査委員会を47支部で運営するために「審査委員会内部の機能強化に向けて、重要な役割を果たす医師・歯科医師の確保」が求められるとしている。

 支払基金の中村秀一理事長は会見で「現状では90%以上の審査を非常勤の審査委員で実施しており、フルタイムで審査のことを考えている医師・歯科医師がいない」と指摘。対外的に審査委員会を補佐する顧問を配置する考えを示した。(3/16MEDIFAXより)

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